YTKは代理店様に対して行なう活動の1つとして、「商品勉強会」を定期的に実施しております、商品や重点拡販商品の知識を勉強会を通じて共有させて頂いております、その詳細について簡単にご紹介致します。
1)メーカーの技術・商品担当スタッフが勉強会用資料を作成する
2)その資料を使って営業担当者に勉強会をおこなう
3)必要に応じてYTKが担当する代理店に出向いて勉強会をおこなう
1)の手順で作成される資料の多くが「製品特徴」と「技術関連知識」から構成されています。技術・商品担当スタッフが作成する資料ですから、商品中心の資料になります。今までこの資料を使ってYTKの営業担当者→代理店営業担当者と伝言ゲームのように勉強会が行われていました。そこでの一番の問題が、1)作成された資料をそのまま3)の場面でも使われることです。営業の場面で必要となる商品知識は、1)の資料では足りない要素が多くあります。YTKの勉強会は最近以下の10要素を強化して資料作成しております。
1) 商品価値=売り手視点から見た商品価値(セリングポイント)
2) 商品価値=顧客視点から見た商品価値(バイイングポイント)
3) 使い方知識=どう使えばどのような利用価値を生み出すか
4) 市場関連知識=市場ターゲット、需要の量と質、普及状況、地域差
5) 技術関連知識=技術特性/材質/仕様/製法/他社商品との比較
6) 生産・物流知識=生産物流拠点/納期/受注単位/特注ルール
7) 顧客知識=ユーザーの特徴/ニーズ/購買行動特性
8) マーケティング知識=顧客/販売戦略/価格戦略/販促計画/流通戦略
9) セールススキル=対象別価値訴求話法/提案営業スキル/購買代理能力
10) エリア別対策=エリア特性/エリア潜在需要量/エリア別売り方の工夫
営業現場で購買者(顧客)と相対した時、これらの情報や知識がなければ訴求力の高い提案活動ができません。代理店の営業担当者が売りやすい知識や情報は何か?その知識や情報をどのような購買者(顧客)に、どのように使って、何を訴求(バイイングポイント)すれば売れるのか?代理店様と議論しながら、情報共有の場合として、今後もお役に立つ情報を提供出来る様に努力し続けます!